STAR

フジファブリック、ニューアルバム発売おめでとうございます。

偶然ラジオで聴いた、知らない曲のイントロ。
「あ、フジかも」って思ったら、やっぱりそうだった。「STAR」。うれしくて涙が出そうになる。
アルバムどこから切り取っても、しっかりフジの曲。

きっと、いろんな人が、いろんなことを言うだろう。
それでも私は叫びたい。フジファブリックが好きだ。好きでよかった。好きでいさせてくれてありがとう。
この時を待ってたんだ。
START。

フジフジ富士Q開催決定のお知らせ!

きのう(もう、おとといかな)なんとなくPCの壁紙をSLSで撮った富士山にしてみたところだった。
目の前にそびえる富士山に興奮して沢山写真を撮ったんだ。
それまでに何度か山梨に行ってるのに、いつも曇りか雨かで、富士山をきちんと拝んだのはこれが初めてだったんだよなあ。
物販のテントも写っていて、そのフジファブリックっていう文字を見るたびにまた考えが堂々巡りしてしまう。
あの日たしかにライブを観て、トークショーも一番前で観て、大笑いして、昨日のことのように思い出せるのに。何で居ないんだろう。。
ぼんやり、ライブを観てきた5年間が夢なのかなって感覚になったりする。
まだ、だめだなあ。全然前向けてないやん。


http://natalie.mu/music/news/27626
とても久しぶりに赤富士通信がきたと思ったら、嬉しいお知らせだった。
フジフジ富士Qは、予定通りサウンドコニファーで、7/17に開催してくれるそう。
ゲストは、そうそうたるメンバー。民生さんはもちろんクボさんの名前もあって
そこに辿りつくまでの経緯や、いろんな人の気持ちを想像すると、胸にこみ上げるものがありました。

返金なんてことにならなくて本当に良かった、と安心したのと(万が一そうなっても絶対チケットを手元に残そうと思っていたよ)
こんなにビッグネームがフジファブリックのために集まってくれるんだっていう驚きと
そこに志村がいないという事実をまた受け止めなければいけない寂しさとが一気にやってくる。

でもやっぱり開催は素直に嬉しい。夏まで楽しみに待ってていいんだもん。
出てくださる出演者の人にありがとうっていいたい。
もちろん、金澤さん山内さん加藤さん、スタッフのみなさんにも。


どうかフジが好きな人たちがみんないけますように。
志村さんもフジのファンで埋めたいと思うはず。
まあ当初からゲストありだったし、民生さんが出るなら埋まるかも〜って思っていたのだけど許して。笑



私はただのファンで、志村さんにしてみりゃ他人。
けれど私は志村さんの夢にとても希望を持ってた。
だから富士吉田市民ホールのライブは本当にうれしかったし、幕が開く瞬間から号泣していたくらい。
人の夢が叶うことがこんなに嬉しいなんて、他になかった気がする。
身内とも友人とも違う。ただの憧れの人に対してもこんな風に思わないよ。

本当に本当に、悔しいし寂しい。でも当日は楽しみたい。
晴れるといいな。きっと大丈夫だろう、晴れ男がいるから。


アーティストブックは絶対いつか出すだろうと思ってたけど準備中だったんだあ。
沖縄や富士急で撮影・取材やったっていってたのも読めるんだ!
これもまた志村が読みたいっていってたメンバーソロインタビュー。絶対読み応えあるぞ。加藤さんのが一番気になる・・・。
CDでーたも全部は持ってないから嬉しいな。志村牛乳は入らないのかな。昔DI:GAでコラム書いてたのも面白かった(iMac買う回が最高)。GBの白昼夢日記も・・・あー読みたいのいっぱいあるなあ。

日記の、タイトル。

「悲しみはいつか消えてしまうだろう」っていうのは、初めからつけていた名前で、iroというバンドさんの「青い部屋」という曲の一節。
すごく救いのある言葉だとおもっていたので拝借した。

でも、今となってはこのタイトルが妙にマッチしてしまって、重く感じる。
この悲しみは、1年、5年、10年たったら、消えてしまうのかな。
消えなくていいとさえ、今は思う。


志村さんの事を思う度に、楽しかった思い出と一緒に、悲しくなるのは決まっている。
その悲しみと一緒でもいいから、ずっとずっと志村さんのことを忘れないでいたい。
だけれども、記憶は薄れてゆくものだ。怖いよ。



明日、JAPANの発売日だ。志村さんの特集記事が組まれてる。読めるかな。
読んだら辛くなるにきまっている。
でも少しでも志村さんの言葉を読みたい。そばに置いておきたい。

そんな事を思っていたんだ

iPodで曲を聴いている。もうずーっとフジファブリックばかり聴いてる。
不思議と、心が落ち着くようになった。きのうも、電車の中でざわつく気持ちを、穏やかにさせてくれた。
茜色の夕日が流れ終わって、しんみりしていたら、また茜色の鍵盤のイントロ。
50音順にしてたみたいで、六曲くらい茜色を続けて聴いた。
ちょいと、バージョン違いありすぎ(笑)

でも、どの茜色もすきだなあ。飽きるどころか、ずーっと聴いてたい。
デモテの幼い声を聴いたあとに、シングル版を聴くと、驚きます。
作った当時の気持ちが、歌うごとに色濃くなっているかのようで。
名曲だなあ、本当に。

志村會

フジファブリック志村會にいってきました。
サンプラザって、実は行ったことがなくて。フジがここでやったとき、私はまだ遠方に住んでいて、平日で諦めたんだ。すごく行きたかったんだけど。まさかこんな形でくるなんてね。


仕事が押して、中野に着くのが20時ぎりぎりの計算。少し不安だったけど何とかなるような気がしていた。
お花屋さんは花束をつくって待っていてくれた。昨日の時点であらかじめ予算をきいてくれてたのだけど、どうみても値段以上の大きい花束になっていてびっくりした。本当にとてもきれい。花屋の娘さんありがとう。

私の選んだオレンジのガーベラの花言葉、注文してから調べたら「神秘・冒険心・我慢強さ」で、なんだか志村さんに合う気がして、嬉しかった。

私、花束なんて生まれて初めて買ったよ。ああ、生きてるうちに志村さんに花束渡したかった。いつもありがとうって。大好きですって。そしたら、あの驚いた顔してくれたかな。この一連のことで初めて後悔した。


中野サンプラザは、私が着いたころが一番長い列ができていたみたいで、前の広場からあふれるほどだった。手に花を持った人が駅の方からどんどん集まってくる。

友達は桜の花の入った、すごく素敵な花束。みんな思い思いの花を持っていて、それがとても綺麗に思え、あったかい気持ちになれた。大きい花束の人も、小さなブーケの人も、一輪の人も。志村好きな人がこんなにいるなんてね。今までどこに隠れてたんだよーって、笑いあった。そう、外に並んでる間ふしぎと悲しくなかった。他に並んでる人からも笑い声が聞こえていた。

入口に着くと、右側になにか別の列が伸びていて、どうやら志村さんのギターとアンプ、マイクなんかがセットしてあって、それを撮影してもよいとのことで。
階段をのぼりながら横目でちらり、ちょっといいなあと思ったけど、献花し終わってからカメラ出せる状態じゃない事は、なんとなく予想がついた(実際は、会場を出るころにはもうすべて片づけられていたのでどのみち撮影できなかったのだけど)。


ホールの入口が見えるあたりになると、みんな、シンとしだした。音楽が聴こえてきた。入るのが、怖かった。

舞台上に富士山と赤いギターをかたどったお花。その上に志村さんの大きく引き伸ばされた全身写真。ハットに手をやってるカッコつけたポーズ。いつのだろう?見たことない(後で知ったけどファッション誌につかわれた写真らしい。ふふ。にあわなーい。かっこいいからおかしい)
そして、ステージ上にはたくさんのたくさんの、色とりどりの花束。


持ち主のいないギターたちを見ると辛くなって、涙が出て。蛇行する列を進む間、視界はぼんやり。振り返ったら友達も泣いてた。

「セレナーデ」「銀河」「TEENAGER」「虫の祭り」「桜の季節」「アンセム」、いろいろ流れていたなあ。「笑ってサヨナラ」と「花」が続けて流れたときは本当におかしいくらい泣いてしまった。

てづくりカードを持参したのでそれにメッセージ書こうとしていたのだけど。上手く言葉が出てこない。書けたのは本当に献花の直前になってしまった。

そして、ご家族に一礼。できるだけ深く。お辛いだろうに、丁寧に返してくださった。

メッセージカードは、ギターケースに。花束をステージにそっと置いた。



ステージは、みんなの想いでいっぱい。見上げたら、でっかい志村がいた。頭のはしっこが、キューってしめつけられる。それまで曲を聴いてる間いろいろ想っていたのに、いざとなると何にも言えなくなっちゃった。
頭は真っ白。涙がどんどんあふれて床が濡れる。

長い間そこにいたような気がする。流れ作業なんて感じではなくて、きちんと志村さんの前で祈らせてくれた。スタッフさんありがとう。

そうして少し落ち着いたけど、出口で気丈に挨拶されている大森さんの顔を見て、涙腺が決壊してしまった。その日一番泣いた。ありがとうございますって言えば良かったのに心が締め付けられて何にも言えなくて。。
化粧室に行くも、「赤黄色の金木犀」が流れていて、、もう化粧直しなんて意味ないや。

ロビーでもしばらくぼんやり立っていた。写真を撮っている人がたくさんいたけど、そんな風にもなれなくて。
この日で、なにか、変わるかな?きっと変わらないかな?まだ分からないな。
お花、綺麗だったな。お花に込められた想いが綺麗だったから余計かな。
たくさんの人に愛されてること、わかってくれていたらいいな。


いただいたポストカードとチケット。大切に持って帰りました。
ポストカードの写真がまたかっこいいのばっかりでさ・・・。やっぱり、ステージ上の彼は本当に輝いている。
たいへんな中で、こんなふうに心を配ってくれた関係者のみなさんに、本当に感謝します。
散々悩んでいたけど、行ってよかった。泣きはらしたら、心が落ち着いたように思います。
CDJは、痛みでした。今日はあの日とは少し違う涙でした。


やけに現実主義な自分だけれど、志村だけは、化けてでもいいから出てくれないかなあって思ってしまいます。そんな事ほかに思った事ないんだけどね。


友達に会えて、話せてよかった。
明日から普通の日々だけど、それは特別な日々。
お花屋さんにちゃんと御礼を言いに行こう。
オレンジのガーベラ、自分用に買ってくるのもいいかな。


大丈夫かなって思ってナタリーの記事をみたのだけど・・・まだ、メンバーが3人で並んで映っている写真を見るのは、辛いな。

いやしかしなぜに

明日、いや、日付変わって今日ですね。志村會。
花束を作ってもらうために、サクラとゆう名前の小さなお花屋さんへ。
娘さんに相談して、でもうまく説明できなくて、自分の好きな花を入れてもらうことだけ決めて、あとはお任せしました。リボンの色は、すみれ色に。

会いたい、でももう会えない。それはもう、あの日から同じことなんだから、明日行ったところで現実は何も変わらない。
いままでどおり好きでいさせてくれるだけでいい。
そして、それは誰が叶えてくれるわけでもない。


お別れするつもりもない自分が行くべきではないって何度も考えたし、
これは何のための誰のためのお花なのだろうと考えたし、
行かなくてもどこでだって気持ちを持っていれば同じとも思ったし、
でも行かないで後悔するよりは行った方がいいとも思ったので、行くと決めた。
会場に行って辛くならない自信は、ゼロだけどさ。


ごめんね。黒服なんて着ないよ。
もし志村に会うならどうするかって考えて。
昔、まだメンバーと話ができるような時期、少しでも少しでもマシな恰好しようとしてたな。
今考えると笑っちゃうね。でも自分も若かったし、本当に憧れの大好きな人達だから、そんな風だった。

明日も自分らしい服を着てゆこうと思う。赤黄色の花を持って。
ああでも、いったい、どんな気持ちで行けばいいのだろう。
いったい、どんな気持ちで私はそこに立っているんだろう。
この期に及んでも、わからない。


よく考えたら志村さんに、きちんと手紙書いたことがない。金澤さんにばかり書いてて。
でも昔の自分のブログを読み返したら「基本的に志村さんのファンだ」ってあって笑った。
せめてアンケートに書いた言葉を読んでくれてたらな。
好きだってゆう気持ち、裏までびっしり書いたあの頃の。


明日が過ぎて、あさってになっても、志村がいない世界が続く。つまらない。
でも生きて、彼の音楽を聴いて、愛し続けることが私にできるすべて。
なんと無力なんだろう。


泣きたくないな。お別れじゃないから。
これからもお世話になりますっていうだけだから。
いつもふとした瞬間、聴きたくなるのはフジファブリックで、自分でも驚く。


メンバーはどうしているだろう。
無理だけはしてほしくないな。


とにかく明日は仕事ちゃんと頑張って終わらせよう。話はそれからだ。