いやしかしなぜに

明日、いや、日付変わって今日ですね。志村會。
花束を作ってもらうために、サクラとゆう名前の小さなお花屋さんへ。
娘さんに相談して、でもうまく説明できなくて、自分の好きな花を入れてもらうことだけ決めて、あとはお任せしました。リボンの色は、すみれ色に。

会いたい、でももう会えない。それはもう、あの日から同じことなんだから、明日行ったところで現実は何も変わらない。
いままでどおり好きでいさせてくれるだけでいい。
そして、それは誰が叶えてくれるわけでもない。


お別れするつもりもない自分が行くべきではないって何度も考えたし、
これは何のための誰のためのお花なのだろうと考えたし、
行かなくてもどこでだって気持ちを持っていれば同じとも思ったし、
でも行かないで後悔するよりは行った方がいいとも思ったので、行くと決めた。
会場に行って辛くならない自信は、ゼロだけどさ。


ごめんね。黒服なんて着ないよ。
もし志村に会うならどうするかって考えて。
昔、まだメンバーと話ができるような時期、少しでも少しでもマシな恰好しようとしてたな。
今考えると笑っちゃうね。でも自分も若かったし、本当に憧れの大好きな人達だから、そんな風だった。

明日も自分らしい服を着てゆこうと思う。赤黄色の花を持って。
ああでも、いったい、どんな気持ちで行けばいいのだろう。
いったい、どんな気持ちで私はそこに立っているんだろう。
この期に及んでも、わからない。


よく考えたら志村さんに、きちんと手紙書いたことがない。金澤さんにばかり書いてて。
でも昔の自分のブログを読み返したら「基本的に志村さんのファンだ」ってあって笑った。
せめてアンケートに書いた言葉を読んでくれてたらな。
好きだってゆう気持ち、裏までびっしり書いたあの頃の。


明日が過ぎて、あさってになっても、志村がいない世界が続く。つまらない。
でも生きて、彼の音楽を聴いて、愛し続けることが私にできるすべて。
なんと無力なんだろう。


泣きたくないな。お別れじゃないから。
これからもお世話になりますっていうだけだから。
いつもふとした瞬間、聴きたくなるのはフジファブリックで、自分でも驚く。


メンバーはどうしているだろう。
無理だけはしてほしくないな。


とにかく明日は仕事ちゃんと頑張って終わらせよう。話はそれからだ。